完璧な朝より、回る朝。朝起きられない母の「朝ごはんセルフ制」

家事ラボ

※本記事はプロモーションを含みます

「朝ごはんは、ちゃんと作ってあげなきゃ」

「でも、朝がとにかくつらい。布団から出られない」

そんな毎朝を過ごしていませんか。わたしは、まさにその「朝がつらい」側の人間です。

こんにちは、日々ラボの藤咲ゆづきです。中学生の長男と、小学生の長女・次女の3人の母で、在宅でフリーランスの仕事をしています。

今回は、わが家の朝を支えている(というか、わたしがいなくても回っている)仕組み、「朝ごはんセルフ制」の話です。

困りごと
わたしは朝起きられない。基本2時就寝で、早起きは無理
仮説
朝ごはんの用意も、朝の声かけも、子どもと機械に任せられるのでは?
仕組み
「あるものの中で好きなの作って食べていいよ方式」。定番の買い置き+火・お湯・レンジのルール+Alexaの定型アクションでの声かけ
結果
今は、子どもたちが起きて動いているかをわたしが確認したら、3人がそれぞれ勝手に準備して、鍵を閉めて出かけていく

結論:朝ごはんは「セルフ制」にしています

先に結論から書きます。

わが家の朝ごはんは、セルフ制です。ルールはひとつだけ。「あるものの中で、好きなの作って食べていいよ」。

わたしの朝の仕事は、子どもたちが寝坊していないかを確認することだけ。あとは3人が自分で食べて、自分で支度して、自分で鍵を閉めて出かけていきます。

そもそも、わたしは朝起きられない

わたしは基本的に、夜2時に寝ます。そして朝は、本当に起きられません。

正直に言うと、朝早起きが無理だから在宅フリーランスをしているくらいです。自分の規律性の低さは、よく分かっています。

始めたきっかけ:「わたし、見てるだけじゃない?」

実は、朝ごはんの中身は、セルフ制にする前からあまり変わっていません。前の日の作り置きを出すくらい。それでも、簡単なものとはいえ、3人分の朝ごはんを毎朝出していたのはわたしでした。

あるとき、ふと思いました。「わたし、ほぼ見てる・待ってるだけじゃない?」

きっかけは、末っ子が小学校に入って、園バスの送迎がいらなくなったことです。ちょうどそのころ、わたしは教習所に通っていて忙しく、正直、朝ごはんに構っていられませんでした。

そこで「パン買っておくから、各自食べて出てね」と言ってみたのが始まりです。そこから徐々に、子どもたちが自分でやる形に移していきました。

定番の朝ごはんラインナップ

ほぼいつも買い置きがあって、この中から好きなものを選んで食べています。

ジャンル 定番
ご飯もの 前日にセットしておいたご飯に、鮭の瓶詰やシラスをかける/納豆ご飯/卵かけご飯/お茶漬け/ご飯にスライスチーズをのせてレンジでチンする「チーズご飯」
パン・シリアル トースト(チーズをのせる、ハムをのせる、ガーリックマーガリンを塗る)/レンジで温めるチルドのパン/コーンフレークに牛乳/菓子パン
汁物 お湯で溶かすお味噌汁/春雨スープ/カップスープパスタ
そのまま食べられるもの ヨーグルト/ミニ豆腐に醤油と鰹節/みたらし団子

意外に人気なのが、お湯で溶かすお味噌汁です。それから、レンジでチンして食べるチルドのパン(日本ハムのもの)も、子どもたちのお気に入りです。

 

コーンフレークは、ふつうのものに牛乳をかけるのが定番です。フルーツグラノーラ系は子どもたちがあまり好まないので、わが家では買っていません。

栄養バランスまで考え抜いた朝ごはん、というわけではありません。あくまで「わたしが起きられなくても、子どもたちが自分で食べて出かけられる」ための仕組みです。

火・お湯・レンジのルール

セルフ制で気になるのが、キッチンの安全面だと思います。わが家のルールはこうです。

  • お湯:基本は電気ケトルで沸かす
  • 火:上の2人は使ってOK。低学年の次女は、大人が見ているときだけ。大人がいなければ、上の2人にお願いする
  • 電子レンジ:全員OK

上の2人は、わたしが寝ている時間でも、火を使うことに特に制限はしていません。ただ、実際に平日の朝に使うことはほとんどありません。トースターでパンを焼くくらいで、子どもたちも朝から気合いを入れて調理なんてしません(笑)。

火を使うのは、むしろ休日の朝です。ウインナーや目玉焼きを焼いたり、冷凍コーンをバターで炒めたり。時間に余裕がある日に、自分の好きなものを作っています。

もちろん、これはわが家のやり方です。火やレンジをどこまで任せるかは、お子さんの様子や、おうちのコンロ(ガスかIHか)に合わせて決めてくださいね。

レンジには、ひとつ小さな工夫をしていました。

子どもが「10分」と「10秒」の漢字を読み分けられなかった時期に、10分のボタンに×を書いた紙を貼って、間違えて押さないようにしていたんです。朝ごはんで10分も温めることは、まずないので。

段階の踏み方:幼稚園のころから、今まで

いきなり「全部自分でやってね」にしたわけではありません。少しずつ、任せる範囲を広げてきました。

ステップ0:幼稚園のころは、わたしが用意していた

幼稚園のころは、どうせわたしが送迎のために起きなければいけないので、朝ごはんはわたしが用意していました。

ただ、そのころから買い物に行くと「明日のパン、いる?」と聞くのが定番でした。翌朝に食べるものを、子どもが自分で選ぶ。今のセルフ制の小さな芽は、ここにあった気がします。

ステップ1:入学したてのころは「開けたら食べられるもの」を前日に選ぶ

小学校に入学したてのころは、袋を開けたらそのまま食べられるものを、前の日に本人に選ばせていました。夜のうちに「明日の朝はこれ」と決めておけば、朝は開けて食べるだけです。

ステップ2:去年は、わたしが一度起きて「いってらっしゃい」

去年は、わたしも朝いったん起きて、問題がないかを確認していました。

といっても、確認したら寝ぼけ眼で「いってらっしゃい」だけ言って、鍵を閉めて、また寝る。これがわたしの朝の全仕事でした。

ステップ3:今は、寝坊チェックだけ

そして今、わたしがやるのは寝坊チェックだけです。

あとは3人がそれぞれ勝手に準備して、鍵を閉めて出かけていきます。正直に言うと、疲れている日は、気づいたら登校していることもあります(わたしは家にいて、寝ているだけです)。

寝坊チェックは「声かけ+Alexa」

わたしは、トイレのついでに確認

一応、声はかけています。朝一度トイレに行くついでに、3人が動いているかを確認します。

わたしが起きられない日のために、寝室のEchoを鳴らす

ただ、わたし自身が起きられない日もあります。そこで、Alexaの「定型アクション」を使っています。

わが家には、寝室に普通のEcho、リビングにEcho Showがあります。

 

アラームの少し前から、寝室のEchoが天気やニュースをしゃべり出し、大きな音で音楽をかけます。わたしが起きられない日の保険です。

出発前の声かけも、「いってらっしゃい」もAlexa

朝の声かけも、定型アクションで定刻に流れるようにしています。

  • 「そろそろ出発5分前」
  • 「トイレに行って、行く準備をしよう」

そして出発の時間になると、Alexaが「いってらっしゃい」と声をかけてくれます。去年わたしが寝ぼけ眼で言っていた「いってらっしゃい」は、今やAlexaの担当です。

子どもたちも、自分でリマインダーを登録

子どもたちも自分でAlexaを使っています。特別な持ち物があって忘れそうなときは、前の日に「明日の朝7時半にリマインダーをセット、習字セットを持っていく」のように、自分でAlexaに登録しています。

定型アクションの具体的な設定は、別の記事で詳しく書く予定です。

鍵は3人とも自分で持っている

自分で鍵を閉めて出かけるために、鍵は3人それぞれに持たせています。

娘2人は、セリアのポーチを改造した「GPS&鍵ケース」をランドセルにつけています。作ってからは、鍵を忘れずに持っていくようになりました。作り方は、別の記事で書く予定です。

実は「ゆるい家」です

お家外注やAlexaの話を読むと、きっちりした家に見えるかもしれませんが、わが家は割とゆるい家です。毎日の宿題なども基本は本人任せで、学校から電話がかかってくることもあります。

全部を親が見張るのではなく、任せる範囲を決めて、崩れたら立て直す。朝ごはんセルフ制も、同じ考え方です。

自分で朝ごはんを用意できるのは「生きる力」

お家外注の記事でも書きましたが、わたしは家事を「生きる力」だと思っています。

わたし自身、家事を一切しないまま母になって困りました。だから子どもたちには、時間のある小中学生のうちに経験を積んでおいてほしい。

お腹がすいたときに、家にあるもので何か用意して食べられる。それは、朝ごはんに限らず、この先ずっと使える力です。

まとめ:完璧な朝より、回る朝

朝ごはんセルフ制のポイントをまとめます。

  • ルールは「あるものの中で、好きなの作って食べていいよ」
  • 定番を買い置きして、火・お湯・レンジのルールを決める
  • 入学したては「開けたら食べられるもの」を前日に選ぶところから
  • 声かけと「いってらっしゃい」は、Alexaの定型アクションに任せる

毎朝、手作りの朝ごはんを並べられたら素敵です。でも、わたしにはそれができません。

だから目指しているのは、完璧な朝より、回る朝です。

お家外注と同じく、朝ごはんも「任せる仕組み」にしてみたら、わたしが布団の中にいても、わが家の朝はちゃんと回っています。朝がつらい方は、「親が全部やる」から少しだけ手を離す方法を、一度考えてみてもいいかもしれません。

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