鍵を忘れる子に、叱るより「持ちたくなる仕掛け」を。セリアのポーチで作るランドセル用GPS&鍵ケース

つくるラボ

「鍵、持った?」

毎朝そう確認しても、気づいたら玄関に置きっぱなし。子どもに鍵を持たせ始めたころ、そんな経験はありませんか。

忘れるたびに注意して、また忘れて、また注意して。言うほうも言われるほうも、だんだん疲れてきますよね。

こんにちは、日々ラボの藤咲ゆづきです。中学生の長男と、小学生の長女・次女の3人の母で、在宅でフリーランスの仕事をしています。

今回は、娘たちのランドセルについている「GPS&鍵ケース」の話です。セリアのポーチを改造して作りました。

困りごと
子どもたちに鍵を持たせているけれど、娘たちが鍵を忘れることがある
仮説
「忘れないで」と言い続けるより、子ども自身が「つけたい」と思う入れ物にすれば、忘れなくなるのでは?
仕組み
セリアのパンケーキ型・食パン型のポーチを改造して、鍵とGPSをまとめて入れるケースに。ランドセルにつけっぱなしにする
結果
作ってからは、毎日忘れずに持っていくようになった。娘たちはランドセルにルンルンでつけてくれている

結論:叱るより「持ちたくなる仕掛け」を作った

先に結論から書きます。

鍵の忘れ物対策として、わたしがやったのは「かわいいケースを作って、ランドセルにつけっぱなしにする」ことだけです。

材料は、ポーチも金具もぜーんぶセリアで揃います。材料費は、2つで700円くらいでした(丸カラビナだけは、家にあったものを使っています)。

わたしは朝起きられないダメ親です。でも、毎朝の「鍵持った?」を頑張る代わりに、子どもがルンルンでつけてくれる仕掛けだけは用意しました。

わが家では、鍵は3人とも自分で持っている

わが家では、鍵を3人それぞれに持たせています。

わたしは朝が本当に弱く、子どもたちは朝ごはんも支度も自分で済ませて、自分で鍵を閉めて出かけていきます。そのあたりの仕組みは、朝ごはんセルフ制の記事で詳しく書きました。

鍵は、わが家の朝の仕組みに欠かせないアイテムなんです。

ところが、ケースを作るまでは、娘たちが鍵を忘れることがありました。

セリアの売り場で「これだ」と思ったポーチ

パンケーキ型と食パン型のポーチ

きっかけは、先月、娘たちと一緒に行ったセリアの売り場でした。

パンケーキ型と食パン型の、かわいいポーチが並んでいたんです。それを見て、「ここにキーリールなどを付けたら、めっちゃかわいいキー&GPS入れになる」とひらめきました。

その場で娘たちに「これで、こんなの作るのってどう? 気に入る?」と聞いてから、材料を買って帰りました。

最初から「鍵ケースを作ろう」と材料を探しに行ったわけではなく、売り場で物を見てから用途を思いついた、という順番です。

娘たち、それぞれのケース

ひとつはパンケーキ型。メープルシロップの部分は透明のビニール、バターは黄色のフェルトでできています。

もうひとつは食パン型。こちらもバターのフェルトがついていて、さらにキャラクターの刺しゅうワッペンを貼っています。

ケースの中には、鍵と、白い四角いGPS端末が入っています。

どちらをどちらが使うかは、娘たち2人で相談して決めてもらいました。

作り方のポイント:重さはポーチではなく金具で受ける

詳しい手順は、写真を撮り直してから追記する予定です。ここでは、作るときに大事にしたポイントだけ先に書いておきます。

ポイント1:ポーチにキーリールなどの金具をつける

ベースは、セリアのポーチそのままです。そこにキーリールなどの金具を取り付けて、ランドセルにつけられる「キー&GPS入れ」にしています。

使った材料は、こんな感じです。

材料 どこで
パンケーキ型・食パン型のポーチ セリア
リール付きのバッグチャーム(キーリール+ナスカン) セリア
バッグ用のDカンアタッチメント(レザー調のタブ) セリア
丸カラビナ 家にあったもの

キーリールは伸びるので、ランドセルにつけたまま鍵を使えるつくりになっています。

ポイント2:薄手のポーチに重さをかけない

ここがいちばんの工夫です。

百均のポーチは、どうしても薄手です。鍵やGPS端末の重みが、ポーチの布地そのものにかかり続けると、そのうち破れたり、伸びたりしそうだと思いました。

そこで、外側の金具・ポーチの中・革のタブ部分を直接つないで、重さを金具側で受ける構造にしています。ポーチは「見た目と入れ物」の担当、重さを支えるのは金具の担当、という役割分担です。

具体的には、Dカンつきのレザー調タブを2枚使います。1枚はポーチの裏側(外)に、もう1枚はポーチの中に、上下を逆向きにして当てて、ポーチの布をはさんだまま、タブ同士を縫い合わせました。

こうすると、GPSの重さや、キーリールを伸ばしたときにかかる力は、主にこのタブにかかります。薄手のポーチの布だけで引っぱられることがないので、破れにくくなるはずです。

ポイント3:ワッペンで「自分のもの」感を出す

食パン型には、キャラクターの刺しゅうワッペンを貼っています。好きなワッペンを貼るだけで、ぐっと「自分のもの」らしくなります。

結果:毎日忘れずに持っていくようになった

ケースを作ってからは、娘たちは毎日忘れずに鍵を持っていくようになりました。

ランドセルにつけっぱなしなので、「鍵を持つ」という作業そのものがなくなった、というのも大きいと思います。そのうえで、つけているのがかわいいパンケーキと食パン。娘たちはルンルンでランドセルにつけてくれています。

渡したときの反応は上々で、2人とも超喜んでくれました。買う前に「気に入る?」と聞いて、どちらを使うかも自分たちで決めたからこそ、「お母さんに持たされたもの」ではなく「自分のお気に入り」になったのだと思います。

GPSは、子どもによって使い分けている

ケースの中に入っているGPS端末についても、少しだけ書いておきます。

娘たちは au の「あんしんウォッチャー」

小学生の娘2人には、au の「あんしんウォッチャー」を持たせています。

選んだ理由は、2台でも1台でも月額料金が変わらないからです。子どもが2人いるわが家には、この料金の仕組みが合っていました。

長男は「コネコ」

中学生の長男は、「コネコ」という見守りGPSを持っています。昔のPHS(ピッチ)のような端末です。

コネコは、次女の小学校入学に合わせて買い足しました。こちらから文字のメッセージを送れるので、休日のお出かけでは次女に持たせることも結構あります。

料金や機能の比較、使い分けの詳しい話は、別の記事で書く予定です。

長男の鍵は、普通のキーケース

ちなみに、中学生の長男は男子なので、かわいさより利便性重視。普通のキーケースを使っています。

まとめ:忘れ物は、叱るより仕掛けで減らす

セリアのポーチで作るGPS&鍵ケースのポイントをまとめます。

  • 材料はポーチも金具も、セリアで揃う(2つで700円くらい)
  • ポーチにキーリールなどの金具をつけて、ランドセルにつけっぱなしにする
  • 薄手のポーチに重さをかけないよう、外の金具・中・タブを直接つないで金具で受ける
  • 子どもが「つけたい」と思うかわいさが、いちばんの忘れ物対策

忘れ物をするたびに叱るのは、親も子もしんどいものです。わたしは、毎朝見張る代わりに、子どもが自分から持ちたくなる仕掛けを作ることにしました。

お家外注や朝ごはんセルフ制と同じで、これも「子どもに任せる仕組み」のひとつです。親が全部やらなくても回るように、少しずつ手を離していく。その途中に、こんな小さな工作があってもいいのかなと思っています。

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